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2009年08月06日

山のウニはいかが~

ここ数日の私の偏愛セレクション、「山うにとうふ」。
熊本県は球磨郡五木村の名物でごわす!!!
白ご飯が何杯もいけちゃう、ごはんの友も友、大親友です。

先の週末、友と涼を求めて訪れた五木村の豆腐屋さん「五木屋本舗」で買い求めました。
「山うにとうふ」は、いわゆる豆腐の味噌漬けなんだそうですが、
いままで聞いた事はあっても、食べたり買ったりしようとは思いませんでした。
結局うになの豆腐なの、まあどっちにしろ、うにも豆腐もさほど興味ございませんし、という具合で。

五木村はちょっと前までは、お隣の八代市から入るときは
急勾配ありカーブあり、離合も恐ろしいような山道を通らなくてはならず、
それは狸も泣きべそをかいて逃げ出す難所と言われてい(たかもしれない)ました。
でも最近では、その県道25号線もループ橋に整備され、
我々のようなか弱い女子も、らくらくドライブできるようになりました。

そうして八代から県道25号を経由して入村、
とりあえず道の駅『子守唄の里五木』をめざしてまっしぐら。
道は川に沿って伸びていますが、対岸になにやら違和感。

こちらも対岸も、ひたすら山道なはずなのに、
対岸には細長い、細長~~いものが数本並んでいるのが見えます。
節句の矢旗かとも思いましたが、民家がある風でもないし、今8月だし、
てかあんな長い矢旗立ててもらうなんぞどこの御曹司だよ、と思って見ていると
友がガン見で必死でのぼりの文字を読もうとしています。
「やま・・・、山?う、に、と、・・・山うにとうふ!!!」
山うにとうふ製造元、「五木屋本舗」さんの本店・工場ののぼりでした。

そうと分かると俄然テンションの上がる助手席の友。
何でも以前から「五木村の山うにとうふ」の存在は承知で、
職場の人が五木村方面に出かけると聞きつけると、
「山うに買ってきて」とおつかいを頼むほど好物なのだそう。
でも実際自分でお買い物したことはなかったらしく、
「ここで買える!!」と、自力で出会えた喜びに目を輝かせておりました。

山うに山うに唱える彼女に「それっておいしいと?」と聞くと、
「うーん癖があるから好みかな。沖縄の『豆腐よう』に近いって言われてる」との返答。

豆腐よう・・・。
最近、母の繰り出す石垣土産攻撃で、泡盛の香りフルスロットルな「豆腐よう」を食わされましたが、
あまりの発酵臭に「こら無理!!!!」と箸を置いたあの珍味・・・。

山うに豆腐への興味は再び消沈しましたが、
いざお店で「しそ味山うに」だの「黒ごま山うに」だの、
片っ端から試食を楽しむ友につられてひと口。

・・・冒頭で述べたとおり、虜になるうまさでした。

なるほど、うにですね。
うににはさほど執着しないんですが、豆腐のような、それよりまったりしているような、
ああ、チーズにも似てる、みたいな、そして、味噌の風味。
店内には「うにのふりした豆腐です」とのポップ。言いえて妙です。

今年2月、テレビ朝日の情報番組で紹介され、
生放送で森公美子が大絶賛したとあって、お取り寄せ注文も殺到しているそう。

味のバリエーションも豊富で、
山うにエキスパートの友は、なんか変わった味のものを求めていましたが、
初心者の私はプレーン味から。

お店の方に、どこから来たのと尋ねられ、芦北だと答えると
「じゃあこれ付けときます。凍ってるので保冷剤代わりにもなるし」
と、ビニール袋に入ったおからをおまけしてくれました(゚∀゚)
さらに一緒に袋に入れてもらった「おいしい山うにとうふの食べ方」的なパンフレットには
「山うにトースト」など斬新なレシピも・・・。

とりあえず、白ご飯にのせてもりもりもりもり食べています。
夏バテ知らず。

今回は、のぼりにつられて「五木屋本舗」さんの本店でお買い物しましたが、
五木の道の駅の隣にも、五木屋本舗さん直営のレストラン兼売店「九領庵」があるので、
そこでも買えるみたいです。