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2009年09月01日

村のまんま

「夏休み一番の思い出を絵日記に」との宿題を出された小1の甥。
その夏休みもあとわずかとなったある日、
母親(私の姉)が
「さあ、絵日記書こうか。何にする?キャンプ?ばあちゃんちに泊まったこと?」
と、校区かなんかの行事や、同じ町内に住む祖母宅(つまりうち。)に来たときのことを思い起こさせようとしたところ、彼は、
「思い出は、まだない!!!」と、遠まわしにレジャーの催促をしたそうです。

確かに、キャンプといっても自宅付近の廃校になった小学校の校舎だったらしいし、
ばあちゃんちっていっても、ふだんしょっちゅう上がりこんでる家に、気分で泊まっただけだし。

そうして姉一家は夏休み最後の週末に、
新水俣駅から新幹線で、鹿児島にお出かけになりました。

そのときちょうど私も水俣にいたので、駅にお見送りに。
そしてなんとなく冷やかした駅売店で見つけたのがこちら。


「我が家のまんま」

田舎料理のレシピ集です。
編纂は「村丸ごと生活博物館大川地区」。

村丸ごと生活博物館―――その土地に古くから受け継がれる知恵や技術で、自然の恩恵を余すことなく生活に生かして、また、自然の摂理と呼吸を同じくして日々を営む、水俣の山村部の暮らしや、またその地区そのものを「博物館」として、他の地域の人に触れてもらおうと、現在水俣の4つの地域がこの「生活博物館」に指定されています。

その一つ、大川地区のオカンたちの「おふくろの味」が本になって、
駅売店他市内で発売中。
現在第2弾も出ています。

中は・・・

ほほう。

「猪肉を煮る」などサラリと書いてあります・・・。さすが山。

にょほー!!


実は数年前、この「村丸ごと生活博物館」の一つ、湯出の頭石(かぐめいし=スイーツ王子のお店もこの地域の素材をお菓子に使ってます)地区で、このオカン料理定食をいただきましたが、
どうしてあんなに、たまに食うよそのオカンが作った煮しめは美味いんでしょうか。
野菜のてんぷらも隣の人のをもらって(もしくは奪って)食べました。
漬物でご飯を何杯食ったことか。

というように、この「村丸ごと生活博物館」は、田舎料理を楽しんだり、村のあちこちを案内してもらったり、村の職人にいろんなものづくりを教えてもらったりという体験プログラムが用意されています。

くわしいことはこちらにょろ→




  


Posted by にょろ at 00:00Comments(4)水俣を徘徊