勤め人、月に一度のアドレナリン放出イベント。
お給金日。
さらに翌日からは、世に言う純銀連休ということで、地に足の着かない某日のアフター5。
絵に描いたような花金ですね。
というわけで、
同じくボルテージの上がっていた後輩(あっでも私のほうが年は若いですから。0.2歳ぐらい。)と、
給料袋を握り締めて、夜の水俣へ。(あっでも割り勘ですから。同級生だから。)
後輩は美人です。
背が高くて足も長くて本名も宝塚歌劇団所属かい君はみたいな美しいフルネームで、
サラサラロングヘアーをなびかせて、
昼間は水俣市内を折りたたみチャリンコで爆走して外回りをし、
バッサバッサ仕事をさばいて帰ってくるという、期待のルーキーです。
そして言わずもがなですが、私も花のアラサー女子ということで、(文句ある奴はかかってこいや)
そんな無敵の二人は、小躍りしながら水俣市内某所のとあるフレンチレストランに乗り込みました。
フレンチといっても、日本語に訳すと「たらふく食べる」とか、「酒宴」とかいった意味のフランス語が屋号になっているようなお店で、とてもカジュアルな雰囲気。
屋号には、気軽に楽しんでもらいたい、というオーナーの思いを込めたようです。
私もここは数度目の来店。
テーブルには、ナイフやらフォークやらといったカトラリーもセットしてありますが、
その隣にはお箸も備えてあるので、
血統書つきの日本人な私は、毎度毎度お箸のみ利用させていただいております。
で、
「バンボッシュサラダ」
「サーモンのリゾットコロッケ」
「長島産ハマチの炙りマスタード風味」
など、夢のように旨い料理の数々を
一瞬のうちに平らげ、喋り倒します。
ピーチクパーチク、小腹がすいたので、
「ゴルゴンゾーラとメープルのピッツァ」
何?チーズ?メープル?甘いの?辛いの?という興味からオーダーし、
そのあまじょっぱいというか、絶妙のコンビネーションが癖になり、
リピーターも多いというこのひと品。
我々もまんまとその味わいのとりこになりました。
そして、ピッツァと一緒に飲み物も頼むとき、「何飲むー」とメニューとにらめっこした結果、
ソフトドリンク欄の「ロリーナレモネード」に目が留まり、マダムに「どんなの?」と聞いたら
「味は4種類!どれにする?」と。
「どれでもいいですけど飲んだら空き瓶ください!!」と言って
後輩はスタンダード(水色)、私はいちご(ピンク)をオーダーし、
はんぶんずつ飲みっこしたのでした。
三ツ●サイダーとかよりもやさしい炭酸で飲みやすかったです。
ひと月分の毒出しをするかのように、怒涛のごとくしゃべくり倒し、イスも尻に馴染むので、ハッと気付くとあわや日付が変わるかという時間になっており、あわててお勘定。
そして今日も意外にリーズナブルだったので、
マダムに「回転率下げてすみません。」という気持ちを込めてごちそうさまと言い、
「あらまだおってもよかとよ~。また来てね!!」と、いつもの気さくな笑顔に見送られたのでした。
空き瓶一個ずつ手に持って。
☆☆☆☆ビストロ バンボッシュ☆☆☆☆
~ウエダ靴店の近くです~
水俣市大黒町2-3-8
0966-63-7176
注)人気のお店なので予約したほうが無難。