ブログでなんとか食いつなぐ。

にょろ

2009年10月29日 07:00

朝起きて、ご飯をたべて、車に乗って仕事に行くまでは、
基本的にテンションが地の底を這うぐらい低いので、
家族との会話も、中学生男子並みに「ん」しか言いません。
母上も、その2つで回答できる内容で話し掛けてきます。

ある朝の出勤前。
母「今日は夜は寄り合いに言ってくるから」
に「ん。」(うん)
母「夜ご飯は、作っとかんでよか?」
に「んーん」(いやだ)
母「はいはい。じゃ、温泉行ってくるけん鍵閉めて行ってね」
と、母は朝風呂に出かけていきました。

そして「ん」と「んーん」を聞き分けてもらえないというベタなアクシデントが発生し、
その夜は帰っても夕ご飯ができておりませんでした。

家族でも近所でも親戚でもいちばん年少、
上のきょうだいとは年も離れていて、
爺婆父母から蝶よ花よと育てられたわりには、
おっさん風味に仕上がって、花嫁修業すらままならぬ残念なアラサー女子は、
ここで「あーははーははー♪ごーはんーがなーいー♪」と
よかよかブログサーフィン(現実逃避)を始めました。

そしたら偶然目にとまったコチラの記事。
いいかげん腹の虫も鳴きわめいております。
冷蔵庫を確認すると、ありがたいことに野菜数種もひき肉も在庫あり。
ジャーにもほかほかごはん在中。
「料理をする」コマンドは、キャラ設定上使用不可なはずですが、
背に腹は変えられず、いざ調理開始。

ブログのレシピを見い見い、野菜をみじんこ切りしたり、ひき肉を解凍したりするので、
けーたいがどんどん脂ぎっていきます。
材料、調味料は目分量(←はかるのめんどい)。

完成。

野菜は何入れてもおいしいらしいので、
冷蔵庫にあったしめじ、たまねき、にんじん、ピーマンを投入。
にんにく、しょうがの入る料理は大好きです。
ミンチは鶏使用。
そしてこれまた冷蔵庫に残ってた「もじょか堂」の卵で目玉を作りオン。
「自分で苦労してつくったごはんは、おいしさもひとしお」などと、
小学生の調理実習のような感想を抱きながら、がつがつかきこんだのでした。
ハーモニーベルさん、ありがとうございました。

帰ってきた母が「何たべたの~?何買ったの~?」と失敬な質問をしてきたので、
また思春期男子のように口をつぐんで、
残りのドライカレーの具を冷蔵庫の奥に隠したのでした。


関連記事