文字だけで綴る恋龍祭

にょろ

2009年07月20日 11:07

昨日、水俣は夏祭り「恋龍祭(れんりゅうさい)」でした。
(恋龍祭についてはこちら

このお祭り、がっつり裏方で下っ端な私は、
朝からメインステージ設営の手伝いをしたり、
現場と事務所をパシッたり。
メインイベントの「こどもパレード」「市民総おどり」では、
コースの各所にある給水所のうちの1箇所で、
麦茶を作ったり配ったりしていました。


給水所の仕事はけっこう激務です。
パレードも踊りも、商店街通りで普段は車道なところを封鎖して列が進むのですが、
給水は、その沿道、普段は歩道なところに設けます。
「こどもパレード」で、車道を保育園児が練り歩くと、
歩道ではおのずと、カメラをかまえた「保護者パレード」が実現するので、
給水所ごと持ってかれそうになります。

そして、中高生がよさこい踊りやダンスで前進してくるとコレがもう!
「あ、麦茶だ」
「飲んでいいと?」
「先生、飲んでいいと?」
と、こちらの様子をうかがう声が列から聞こえます。
我々が「いいよ。飲んでかんね。」と一声かけると(飲むなちゃ言われんですし)
「●※△×◇~~~!!!!」と、全ての生徒が襲ってきます。ほんとに、襲ってきます。
だいたい、血気盛んな若者が歩いてくるのが見えたら、何十個かコップについで
置いておくのですが、それを奪い合うのです(T◇T)←怖くてチビリかけ。

夜の総おどりのときは、全90分のうち、休憩のために音が止まったときに、
どの団体が目の前に来てるかで、そこここの給水所の業務量が左右されます。
(平均年齢の若い集団や、重そうなコスプレをした集団だと飛ぶように売れる)
私がいたメインステージ前の給水所は、
繊月酒造提供・米焼酎「繊月」が飲み放題の「振る舞い焼酎コーナー」も併設し、
さらに、まつりのオープニングセレモニーのとき、鏡開きに使った樽酒、
亀萬酒造の清酒「亀萬」も設置していたので、千鳥足の踊り子たちが群がっていました。
別の「振る舞い焼酎コーナー」では、レンズまめさんも係員でした。適任。


というわけで、写真はとってません。

パレードのときも、踊りのときも、黒い衣装に身を包み、
ヨレヨレになって麦茶を求めてきたのがこの方
パレードでは、「よさこい連 恋龍水俣」メンバーとして、
中学生のよさこい踊りの先導(指導もしたらしい)を、
総おどりでは、チームの皆さんでご参加。
パレードのとき、コースの終盤、キラキラした笑顔で踊る中学生の先頭で、
死相を漂わせて指揮をとるコントラストが印象的でした。
ハードなんだねえ。よさこいって。
でも合間合間に、キチっとケータイカメラを構えていたので
写真は、たいちゃんのブログにそのうちアップされるでしょう。
あ、レンズまめさんがパレードもアップしてる→


こうして、一年に一度、水俣の商店街の人口密度が跳ね上がる一日が、
今年も無事終了したのでした。
毎年この恋龍祭、沿道で給水の仕事をしていると思うのですが、
一度でいいので「市民総おどり」参加したいいい(`皿´)!!!

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