ギフトその2

にょろ

2010年11月16日 12:32

先日の生誕ウン十周年のお祝いにと、
焼き芋はじめ贈答品各種(主に食料品)いただきましたが、

「はいおめでとう。わたしこれ大好物なの。食べてみて。」

と差し出されたこのお菓子もそのひとつ。

わーありが・・・と嬉々としたとき
「で、食べないんなら、返して。」と釘をさされました。
わーお斬新。






なんでも、これをくれた姐さんのところに、遠方からお客様が見えて、
手土産としてこのお菓子をいただいたそうで。
それからというもの姐さんはこの菓子の虜になり、うまいうまいと食していたら
周囲の者は「ぶえぇぇぇえぇ」と不味がり、完食すらままならぬといいます。
いったいこの菓子は何者かというと「落雁。」とのことですが、
咀嚼しているうちにカリカリ感がもったり感に変わるのが許せないという意見あまたらしい。
「というわけでみんなは不味いというけど、私はほんとにこれ大好きで、こうやって贈ってみてるけどマジで断腸の思いなの。だから1こ食べてムリて思ったら返して。」
と、返品楽しみにしてますといわんばかりにプレゼントしてくれました。

あの姐さんは戦闘機が好きだけど、
おいしくないものも好きなのかしらと悩みながら、試しにおひとつ。

あけるとこんな。ん、善光寺?
噛みまーす。

しっとり系の落雁を想像してたので、想定外のカリカリ具合。
なるほど、このカリカリがもったりに変わる時が峠・・・

あらとってもおいしいよ(゚д゚)!!!b

角砂糖をかじってばあちゃんに怒られ、
以後隠れてかじるのがライフワークの幼少期を過ごした私にとって、
このかりかりがとろーんとなる感覚はノスタルジーの極み。

そして味はなんだかほんのりきなこ味。
きなこもちアイスとかきなこもちチロルとか、
きなこは相方の飼い猫(オス)を「きなこ」に改名しようとしてウザがられたぐらい好きなので、
これがあたいのツボにはまらぬ道理がねえぜよ。

りえぶー姐さんありがとう。全6個お引取りいたします。

ここのお菓子でした→
長野県・桜井甘精堂(http://www.kanseido.co.jp/index.php

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