スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2009年06月25日

妄想と現実のあいだ

わたくし、「海外いきた~い」とのたまう同年代女子の気持ちが解りませんでした。
海外!?だって言葉もわかんないし円は使えないし
洋品店の試着室に入ったら隠し扉から盗賊が出てきて拉致されて
香港の見世物小屋に売り飛ばされるかもしれないのに海外!?
「旅行は国内!自国を知らずして他国など!!」と、小心を悟られぬよう、
愛国心むき出しで海外旅行否定派でした。

ところがここ数年、どうも欧州、ことさらイタリーへ憧れるようになりました。
原因はおそらく、女性ホルモンが欠乏していた時代に読んだ、
「冷静と情熱のあいだ」の原作本なんですけど。
イタリアと日本を舞台にしたストーリー。
登場人物の心のうつろいと共に描かれる、異国の地の繊細な情景描写が、
たまに女子であるということを忘れがちだったあの時代の私の心に
深くしみわたったものです。
たまに女子であることを思い出すぐらいになってしまった現在も、
その時の感覚は未だ刻まれたままで、
特技の妄想旅行でフィレンツェやらミラノやらを行ったり来たりしています。
妄想が高じるとイタリア料理にも興味が出てきて、
にんにくとオリーブオイルを欠かさぬよう母に命令したり。

そして水俣の図書館でこんな書物を借りてみたり。

「世界でいちばん贅沢なトスカーナの休日」

イタリアの田舎、トスカーナの宿泊ガイドなんですが、
ここらへんの宿はとにかく料理が旨くて、丁寧にもてなしてくれるんですよ、といった事実が紹介されています。
妄想が加速するオレ。

イタリア旅行、実行を試みるのですが、いちおう普通に勤め人なので、
長期休暇の確保が最重要課題。
職場の人々に遠慮せず、堂々と1週間以上の休暇をとる方法があるにはあるんです。
そう、「結婚休暇」・・・。

とりあえず、商店街に新しくオープンしたピザ屋ぐらい行っとくか・・・。
  


Posted by にょろ at 18:57Comments(14)雑記