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2009年08月30日

オホホホホホ!!!!

10年前のある秋の日、福岡ドームのライトスタンドで、
顔の穴という穴から液体を分泌して、
「サダハル-!!!!」と叫んだのは、
ホークスが38年ぶりにリーグ優勝を決めた夜のことでした。

それから定職につくまでの数年は、
毎月25日朝10時にはローソンのロッピーにしがみついて、
人気の1塁側外野自由席(あとでは全席指定になったけど)のチケットを
何とか入手していそいそと通っていましたが、
就職してしまうとそれも叶わず、気が付くと最後に行ったのは7年前。
親会社も球場の名称も監督もスタメンも変わっているのに
未だに「ダイエー」と意ってしまいます。

先日、かつて連れ立ってライトスタンドで大騒ぎしていたご学友と
「あのころはノーサダハルノーライフな日々を送っていましたね。」と語った折、
20代最後の思い出作りにいまいちどいかがか、と話が持ち上がりました。

以下協議。
「しかしライトスタンドでの観戦はもう体力がついてゆかないんでは。」
「かといって内野でおとなしく観ていては、ライトスタンドがうらやましくなる自信が。」
「内野でビール飲み飲み平和に観戦するのは30からでいかがか」

というわけで、ある日の昼休み、会社近所のファミマで券取りにトライ。
しかし、1塁側外野指定は人気券種で、
昔は毎月、即日完売していました。
9月の試合分は7月から発売開始。もう取れないだろうなー。


とれました。


死なないように頑張ります。


  

Posted by にょろ at 13:01Comments(4)雑記

2009年08月23日

会合 於:ビアガーデン

過日のお話。
花金、花金♪と小躍りで向かいますのは、
夏の水俣の社交場、「スカイレストランえむず」。
レンズまめさんも紹介されてましたが
水俣で唯一のビアガーデン(のあるレストラン)です。
地元生協が運営する、テナント型商業施設「M’s CITY」の屋上にあるんですが、
階下にはダイソーやらミスドやらレンタル屋やら惣菜がそこそこうまいスーパーやら入ってて、
私もつかず離れず程度にお世話になっているビルです。

夜は食べ飲み放題だし、バイキングなんですが品数もわりと多いし、
いつもはふつうにレストランだから、ガーデン席あり屋内席もありでキャパも十分なので、
金曜の夜ともなると、宴会グループがいくつも群れていて、
別グループの顔ぶれを見ても、知ってる者に会わん日はないぐらい賑わってます。

そんな「田舎は狭し」を思い知らされる、水俣ベストスポットにて、
友人たちと会合を開きました。
どういうわけかオッサン扱いを受けるなど、それぞれに残念な事情を抱えた女子3名が、
この現状にどう対処するか、などを議題に、
ひたすら飲みあかす、イターい会合です。(「女性ホルモン欠乏症友の会」と年長者は言う。)

この日も、夏の週末の夜ということでまー賑わう賑わう。
ドリンクカウンターで、空のジョッキを手に並ぶ市民同士、
「オッ、来とったんね!!」などと声をかけあう光景もおなじみです。
我々も人目を避けて隅っこで飲んでいましたが、
友人がその追っかけに全力を傾注する水俣の、いや熊本のスター、
「やうちブラザーズ」のお兄さんを発見し、キャッキャしたり、
私も仕事関係の方とバッタリ会って「今度キャンペーンですから~」と営業かけられたりと、
フライデーナイトフィーバーを堪能してまいりました。

前述の「やうちブラザーズ」については、
ネタとして恰好の素材ですのでいずれ。  


Posted by にょろ at 17:57Comments(9)水俣を徘徊

2009年08月20日

赤提灯にさそわれて

ていうか、中央商店街の若い衆に誘われたんですけどね。
今月無事終了した、土曜夜市の打ち上げに、
レンズまめさんの差し金の若い衆からお招きいただきました。
ありがトゥース!!!


会場は中央商店街のお膝元、居酒屋「酒房味処やす」。
京都で修行されて帰ってきたマスターが、
良心価格で串焼き(あ、撮る前に食っちゃった)だの
刺身(あ、以下同文)だの出してくれるんですが、
どれもうまい。




店内の雰囲気、特にカウンター周辺が、
ドリフの寿司屋コントのセットのようで、個人的に大好きです。
(あー、あんな↑野郎共の写真なんぞ撮ってないで、
お店撮ればよかった。)

そしてここのメニューで一番好きなのが「はもの湯引き」。
今回は出てきませんでしたが
(あー、意地でも頼めばよかった)
以前、レンズまめさんとその婿殿と、このお店にご一緒したとき、
婿殿がオーダーしたものを食べました。

それまで「はもの湯引き」なんつうものは、
スーパーの鮮魚コーナーに、タイムセールで並んでいるのを見ても
「どうなのよ。」としか思わなかったのですが、
こちらのを食べてからは、「はも様!!!」と崇拝するようになりました。

・・・土曜夜市ですが、
てんちょ改理事長率いる所属の中央商店街は
「中央、今年盛り上がったね~!!」と他の商店街の皆さんがびっくりするほど、
盛り上がりました。特に後半。
私も現場に潜んで観察していましたが、
実際、正直、心底、「あれ、最近の水俣の夜市ってこんなにそこそこ盛り上がるもんだったっけ?」と、
思いました。
あ奴ら↑のおかげです。

諸君、よくやった。  


Posted by にょろ at 19:44Comments(8)商店街探訪

2009年08月18日

真夏の夜の飯

あー今日もやたら暑かった
夏日はかないませんなー。と帰宅したある日。

「あらおかえりー。
今日はお客さん多かったけん、なんもご飯しとらんー。簡単なのでいい?」と母上。

ええ、ええ簡単なのでも複雑なのでも何でもかまいまへん。
いつまでも養ってもろてすんまへん。

しかし今日も蒸したねーと、
扇風機にがぶり寄りで配給を待っていると、

出てきたのは


あっつあつのおうどんでした。

おいしいんですけどね。
四国の親戚が送ってくれた讃岐ですからね。
ざるでもぶっかけでもなく、あっつあつなんですよね。
おいしいんですけどね。

そしてオプションで、お客さんに出した余りのかき揚げが付いてきましたよ。
わたくし、この母上のかき揚げを、年をとるごとに美味しく感じるようになりました。
具は、ごぼうと、にんじんと、あと、ごぼうと、・・・ごぼうです。
エビだのグリンピースだのといったハイカラな具は一切無しで、
なんだか貧乏臭いシンプルなかき揚げですが、
気づくと入っている紅しょうががアクセントなのです。

今まではもふもふ食うのみでしたが、
そういえば自分ブログ書いてるんだったと思って、
「おいしーこれどうやって作るのー」と、
ネタ手配のため作り方を聞いてみると、

コイツ大して真剣じゃねーな、ま、教えたところでコイツが料理するとも思えないし、

とさすが鋭くお見抜きになったようで、

「んー、具にちょちょと味付けてねー、砂糖とか塩とかなんとか、あとはメリケン粉あーはるな愛おもしろかー。」

と、テレビご観覧中の背中を向けて教えて下さいました。

そんな母娘の熱帯夜。  

Posted by にょろ at 20:49Comments(7)雑記

2009年08月16日

中華料理はいけるかい

生まれてこの方、夏バテなど一切したことないんですけど、
「夏バテ予防にガツンと中華でも」と、ある日の夕食に訪れたコチラ。


『チャイナーキッチン良心亭』。
私はこちらのお店のいちばん隅っこの席のテーブルと壁のあいだに挟まるのが好きです。
料理も、中国人ではないので本場の味とかわかりませんが、やたらうまいです。

久しぶりだったので、スタンダードを堪能。
バンバンジー















エビチリ

「今日のエビはでかいよー。ツイてたね~。」とマスター。

ギョーザ

たれはテーブルの酢・醤油・ラー油をお好みでブレンドして作ります。

チャーハン

あ-パラリと香ばしい~


なには無くともヱビスだろ。

杏仁豆腐♪


気になったのが「汁なし四川担担麺」。
おそらく最近のイチオシメニューだわ。
まだ腹8.5分ぐらいだったので、トライしようかなと思いましたが、
このあと、帰るために駅まで15分歩かねばならなかったので、
腹一杯になるのはやめました。無念。

きょうは定番しか食べませんでしたが、
揚げ物・焼き物・野菜物・ご飯もの・麺類・デザート
各部門においてそれぞれ品数も充実してますよ。
熊本名物として最近フューチャーされてきた「タイピーエン」も、
こちらでは20年前からレギュラーメニューだったらしい。

場所は水俣市浜町商店街。
このブログのこの記事に出てくるソレの目の前です。


こんなマスターが出てきます。 ↓


**************
チャイナーキッチン良心亭
水俣市浜町2-4-24
でんわ:0966-63-4890
※月曜定休・ランチもたまにやってる。
  


Posted by にょろ at 09:00Comments(7)商店街探訪

2009年08月14日

川魚オフ会総括

ていうか、よもやま話・・・。

泊めていただいた森屋さん。
ところどころが行き届いてて、とても快適なお部屋でした。
我々の寝室のお座敷。
床の間がこんなだったり。
 

他にも複雑な欄間だったり、(あー写真とっとけばよかった)
電気のかさが、両国国技館の天井から下がってるみたいなのだったり、(あー以下同文)
かわいい雑貨やら、置物やらでなごむお宿です。

お料理も、他のブロガーたちがやいやい書きたてている通り、
メニューも豊富で、なによりひとつひとつ手がかかってます。
鮎の刺身とやらは初めて頂きましたが、ツルンとしてうまい!


そんな素敵なお料理の数々が登場するお座敷からは、お空とお山とお川が見えます。


そのお座敷で、メンバーは飲む食うしゃべる飲む食うしゃべる・・・。
まるで我が家の茶の間状態。
森屋さんのお料理がおしまいになっても、繰り出される土産攻撃。

ほんとに寝る間も惜しんでしゃべってたので、
森屋さんで過ごした時間の半分以上はこのお座敷にいました。
夜中、うとうとしていると、おちゃさんがいきなり宮古島土産を机の上にぶちまけ始めたり、
とってもエキサイティングなナイトでした。


しゃべり倒して27時就寝。
メンバーはいくつかの部屋に分かれまして、我々は私を真ん中に、レンズまめさんパセリさんの3人(人これを森三中と呼ぶ)で川の字に。

 ☆。・゚ ☆。・゚ ☆。・゚ ☆。・゚ ☆。・゚ ☆。・゚ ☆。・゚ ☆。・゚ ☆。・゚ ☆。・゚ ☆。・゚ ☆。・゚

翌朝目覚めると、パセリさんがおっしゃいました。
「にょろちゃんがチョコレート食べてる夢見た~」

なるほどなるほど。
チョコ好きを公言している私が隣に寝たからでしょう。
「ギャハハハ!!どんなんですか!?」」と詳細を尋ねると。

「なんかね、にょろちゃんが、会社でだと思うんだけど、ずーっとチョコをもりもりもりもり食べよると。
パチンコの景品かなんかのチョコで、会社の人にもらったのをごっそり貯めとるみたいで、
それをごいごい食べよったよ~」


なーーにーーーーーーーーー(゚□゚)!!!!!

実は、パセリさんの夢はリアルに私の実態だったのです。
「チョコが好き」という話はしたことがありましたが、
「うちの会社の既婚男性が、諸般の事情により家庭に持ち帰れないパチ菓子を持て余してしょっちゅう私にくれるので、会社でのおやつにしている」
などとは一切話したことなかったのに!!!!
パセリさんどころか他のメンバーにももちろん、私の会社での様子など、
とても真面目にひたむきに働いていること以外はお伝えしたことなかったのに!!!
パセリさんエスパーですか?

ただその夢には、現実と少々誤差が。
「もらったものをごっそり貯め込んで」のくだり、
あたいはもらったものはその場で食うから、貯まるこたあないんですよ。

とにかく、心にやましいことがある皆さんは
パセリさんの隣で寝ないようにしましょうね。

そんなパセリさんの飛び道具七つ道具、ノートPC。

いつでもどこでも持ち歩いて、リアルタイムにブログ更新されてました。脱帽。  


Posted by にょろ at 08:00Comments(7)姉さん、事件です。

2009年08月12日

誤食注意。

川魚オフ会メンバーで流れ込んだ、八代市「むちゃ~ちゃの魔法」さん。
赤い扉がかわいい雑貨屋さんです。
突然の集団来店にもにこやかに迎えてくれました。


















店内は、所狭しと造花や置き物、小物が並んでいます。
手づくりのアイテムがたくさん!
こんなおもしろ雑貨も。


くしゃったタバコの箱かと思いきや、
パッケージデザインをペイントしてある石でしたΣ(゚0゚)
むちゃ~ちゃさんのお父様が、そこいらから拾って来た石に色をつけて、こんなふうに変身させたそう。
他にも細長い石が「ファイブミニ」に化けてたりしてました。
製品表示の部分まで、細かく再現されていてブラボー。

みんな思い思いにお買い物してます。
私もこちらの2点を。
「モビールたぬき」



てぬぐい「月見るうさぎ」



秋味先取りの2点。
手ぬぐいはいろんなデザインのものがそろっています。
森屋さんのお部屋には、夏らしいデザインのものが、タペストリーみたいにおしゃれにディスプレイされてました。
私も自分の巣に飾ろうと、まねして買ってみました。
飾る前に片付けないといけないという現実から目をそらしながら。

ひとしきり、ピーチクパーチクしゃべくり倒し、
そろそろおいとましようという時、むちゃーちゃさんが紙袋を皆の衆に渡してくれました。
え~なになに~。
紙袋からしずしずと出てきたこちら。


アラ、かわいい落雁。もうすぐお盆ですしね♪と胃袋が別腹を確保しかけたとき
「くれぐれも間違って食べないようにね」とむちゃ~ちゃさん。
はい。落雁の正体はキャンドルでした。
こら言われんばまちごていち食うもね~。

このあと寄り道した、日奈久温泉「ばんぺい湯」のお土産コーナーにも、
むちゃーちゃさんところの雑貨が並んでました。
商品タグの、入湯中晩白柚のイラストに萌え。


むちゃーちゃさん、とつぜん大勢でお邪魔したのに
お茶のおもてなしつきで歓迎いただき
ありがとうございました(^▽^)  


2009年08月10日

あーあーあー

某月某日、日本3大急流・球磨川のほとりで開催された「川魚オフ会」。
会場となったのは、八代市坂本町「釣舟・民宿・森屋」さん。
宴席には、球磨川が恵んでくれた、ピッチピチの魚類や、森屋さん自家栽培の野菜、メンバーが持ち寄ったアルコール各種が所狭しと並びます。
酒池肉林の模様は、参加された大御所の皆様のブログで確認していただくとして・・・。

森屋さんは、すぐ横をJR肥薩線が通っています。
肥薩線といえば、今、SLの復活で話題独占の人気路線。
ほんっとにすぐ横です。
どんぐらいすぐかというと、森屋さんの玄関で、電車に乗ってる人と余裕で糸電話ができるぐらい。(注:電車が動いてなけりゃ)

だから、森屋さんちの玄関先にいれば、
目の前をSLがしゅっぽしゅっぽ走っていくということで、
SL鑑賞はこのオフ会の目玉でした。

オフ会2日目のお昼前、SL通過時刻が近づき、そわそわと玄関前にスタンバイするブロガーたち。
デジカメの電源入れたり、撮影ベストスポットを確認したり。
私もより多くのベストショットをと、右手にデジカメ、左手に携帯を握り締め、二刀流で迎え討ちます。
後ろから大御所の「あんた~。二兎を追うもの一兎をも得ずというがね~」の忠告。
いんや!!!今の時代は二兎も三兎も捕るぐらいアグレッシブに行かなくては!!
と先人の教えを振り切っていると、遠くで汽笛が「ポ~」と鳴っているのが聞こえました。
みんな「来たぁぁぁぁ」と色めき立ちます。
手ブレ防止にと腰を低く落とし、地に二肢をしっかり着けるわし。

来ました来ました。
しゅっぽしゅっぽ、といちの奈良漬のCMさながらに、噴煙を豪快に上げるSLが我々に近づきます。
車窓から大きく手を振ってくれる乗客や、乗務員さんの姿もみえますよ(゚▽゚)!!
おぉぉおぉ!こりゃ近いんじゃねーの?!ハイタッチできんじゃねーのー?!と、
夢中で手を振り返したそのとき、
右手の人差し指が、勢い余って誤ってデジカメの電源ボタンを押していたのです。

ハイチーズしようと、眼前にカメラを構えてその事実に気づいたとき、
真っ黒なSLは、真っ黒な液晶の向こうを走り去っていきました。
そしてこの予期せぬ事態に、携帯を持っていた左手も完全にお留守になっていたのでした。
「撮れたー!」とはしゃぐブロガーたちの歓声。
それに重なり、私の脳内BGMは、井上陽水の「少年時代」を奏でていました。

そんな私の心は夏模様な事情があるので、
SLにまつわるエトセトラも、他の参加者のブログでご確認下さい。

★☆★川魚オフ会・お世話になった皆様☆★☆

森屋のスーさん・ひろごんさん・おばあちゃん、
パセリさん、おちゃさん、
レンズまめさん・むちゃ~ちゃさん

みなさんありがとうございました!
度々襲う爆笑の渦に、腹筋が鍛えられた2日間でした(^▽^)  


2009年08月06日

山のウニはいかが~

ここ数日の私の偏愛セレクション、「山うにとうふ」。
熊本県は球磨郡五木村の名物でごわす!!!
白ご飯が何杯もいけちゃう、ごはんの友も友、大親友です。

先の週末、友と涼を求めて訪れた五木村の豆腐屋さん「五木屋本舗」で買い求めました。
「山うにとうふ」は、いわゆる豆腐の味噌漬けなんだそうですが、
いままで聞いた事はあっても、食べたり買ったりしようとは思いませんでした。
結局うになの豆腐なの、まあどっちにしろ、うにも豆腐もさほど興味ございませんし、という具合で。

五木村はちょっと前までは、お隣の八代市から入るときは
急勾配ありカーブあり、離合も恐ろしいような山道を通らなくてはならず、
それは狸も泣きべそをかいて逃げ出す難所と言われてい(たかもしれない)ました。
でも最近では、その県道25号線もループ橋に整備され、
我々のようなか弱い女子も、らくらくドライブできるようになりました。

そうして八代から県道25号を経由して入村、
とりあえず道の駅『子守唄の里五木』をめざしてまっしぐら。
道は川に沿って伸びていますが、対岸になにやら違和感。

こちらも対岸も、ひたすら山道なはずなのに、
対岸には細長い、細長~~いものが数本並んでいるのが見えます。
節句の矢旗かとも思いましたが、民家がある風でもないし、今8月だし、
てかあんな長い矢旗立ててもらうなんぞどこの御曹司だよ、と思って見ていると
友がガン見で必死でのぼりの文字を読もうとしています。
「やま・・・、山?う、に、と、・・・山うにとうふ!!!」
山うにとうふ製造元、「五木屋本舗」さんの本店・工場ののぼりでした。

そうと分かると俄然テンションの上がる助手席の友。
何でも以前から「五木村の山うにとうふ」の存在は承知で、
職場の人が五木村方面に出かけると聞きつけると、
「山うに買ってきて」とおつかいを頼むほど好物なのだそう。
でも実際自分でお買い物したことはなかったらしく、
「ここで買える!!」と、自力で出会えた喜びに目を輝かせておりました。

山うに山うに唱える彼女に「それっておいしいと?」と聞くと、
「うーん癖があるから好みかな。沖縄の『豆腐よう』に近いって言われてる」との返答。

豆腐よう・・・。
最近、母の繰り出す石垣土産攻撃で、泡盛の香りフルスロットルな「豆腐よう」を食わされましたが、
あまりの発酵臭に「こら無理!!!!」と箸を置いたあの珍味・・・。

山うに豆腐への興味は再び消沈しましたが、
いざお店で「しそ味山うに」だの「黒ごま山うに」だの、
片っ端から試食を楽しむ友につられてひと口。

・・・冒頭で述べたとおり、虜になるうまさでした。

なるほど、うにですね。
うににはさほど執着しないんですが、豆腐のような、それよりまったりしているような、
ああ、チーズにも似てる、みたいな、そして、味噌の風味。
店内には「うにのふりした豆腐です」とのポップ。言いえて妙です。

今年2月、テレビ朝日の情報番組で紹介され、
生放送で森公美子が大絶賛したとあって、お取り寄せ注文も殺到しているそう。

味のバリエーションも豊富で、
山うにエキスパートの友は、なんか変わった味のものを求めていましたが、
初心者の私はプレーン味から。

お店の方に、どこから来たのと尋ねられ、芦北だと答えると
「じゃあこれ付けときます。凍ってるので保冷剤代わりにもなるし」
と、ビニール袋に入ったおからをおまけしてくれました(゚∀゚)
さらに一緒に袋に入れてもらった「おいしい山うにとうふの食べ方」的なパンフレットには
「山うにトースト」など斬新なレシピも・・・。

とりあえず、白ご飯にのせてもりもりもりもり食べています。
夏バテ知らず。

今回は、のぼりにつられて「五木屋本舗」さんの本店でお買い物しましたが、
五木の道の駅の隣にも、五木屋本舗さん直営のレストラン兼売店「九領庵」があるので、
そこでも買えるみたいです。  


2009年08月05日

まだまだ石垣島フェア

まだつづく、石垣土産のはなし。
先日もお伝えした「ロイズ石垣島」との出会い。
母がなにげに買ってきた「黒糖チョコレート」については記述済みですが、今日は、大事に大事にとっておいた「石垣の塩チョコレート」をいよいよ開封。
なんで今日開封かというと、どんなに珍しくて入手困難な食べ物だろうが、目の前に並べると、ありがたみもへったくれもなく、「あ~これおいしい~」と心ゆくまでバカ食いしようとする敵(母ともいう)が、親戚の家の、おたい夜に出かけて不在だったため。


板チョコタイプなんですね~。
3行×4列(って数えるのか?)の板チョコが、3枚入りどす。
(写真はすでに割った状態。恐れ多くてかじりつくなどとても。)

しかし見通しの甘い私は、
「塩チョコレート」って、あのチロルの「塩バニラ」みたいなやつだろ、
チョコレートに塩混ぜて固めて、食べると塩味がする。
あれチロルのくせにやたら美味いもんなー。
ぐらいの心構えで、噛み付きました。

「じゃり。」

!!!!!
チョコレートが、じゃり。とは何事!?!?!
そうです。板チョコのうらには、粗塩がぱらぱらとひっついてました。

噛むとにょりにょりしたミルクチョコのあまーいのと、
じょりじょりしたしょっぺー粗塩。
この、味も食感も相反する2つの素材が織り成す独特の味わい。
こらまた病みつきですな。

   ☆.・゚   ☆.・゚   ☆.・゚   ☆.・゚

ところで、上で「おたい夜」という言葉が登場していますが、
これは人が亡くなってから四十九日まで、七日ごとに夜、親族や近所の人達が、
一緒にご飯を食べたりお茶を飲んだり酒を飲んだりしゃべったり、
なんさまみんなで集まって故人をしのぶという習わしです。
このおたい夜は、一回目は初七日の前の日、最後は四十九日の前の日、
その間、毎週毎週その曜日の夜になると、親戚や近所から顔見知りがぞろぞろぞろぞろ大集合。
おばちゃんたちは手みやげにと、ちょっとしたお惣菜やお茶菓子を作って参上。
おじちゃんたちもビールやら一升瓶やら下げて集まり、それはそれはにぎやかに過ごします。

私の家も数年前に葬式を出しましたが、家族を見送って淋しいと思う間もなく、
毎週親戚が集まって盛大に飲み食いし、やいのやいのとしゃべくって帰るので、
四十九日まであっという間に過ぎ去りました。
母など、家の女性たちはせしかいに追われてキューキュー言ってましたが、
私はおいしいものが食べれて、何よりおじちゃんおばちゃんたちに励ましてもらえるので、
ありがたい風習だなあと思っていました。

この「おたい夜」みたいな習わし、どこでもあるんですかね?
職場(水俣)の人に話したら、珍しがられました。
芦北だけ?  


Posted by にょろ at 21:38Comments(4)雑記

2009年08月03日

ギャー!!!!!!!

地震だあああああああああ!!!!

ただいま午後8時20分ごろ、
水俣地方を推定震度4の地震が襲いました。
なんで震度4かというと、私は地震があっても震度3まで気付かないから。

残業中のデスク、そろそろ帰りましょうかと、
その前に熊本ブロガーの皆さんの新着記事をチェック。
yuimamaさんの衝撃の告白(?)にコメントを書き込んでいると・・・

キョエ━━━((;゚Д゚))━━━!!
(↑ひろごんさんのまね。)

ドン!という音とともに、築30年のぼろ社屋がガタガタガターーーーンとゆれています。
とっさの判断で机の下にもぐりこみ、
意外に腹肉が邪魔して収まりきれてないことに気付くも、
そんなことより揺れに恐れおののき、
ヒェ━━━━━(;゚;д;゚;)━━━━━!!
(↑これもひろごんさんのまね。)
と、自分自身もガタガタ震えておりました。

「死んだじいちゃん助けてぇぇぇぇぇ」とチビリそうになりながら
南無妙法蓮華経を唱えていると、
すぐに揺れはおさまりましたが、
ひさしぶりの本格的な地震に、しばらく腰抜かしたままでした。

みなさんはだいじょうぶでしたか?

  
タグ :熊本地震


Posted by にょろ at 20:32Comments(12)雑記

2009年08月01日

芦北そばをたべるの巻

あの子を求めて「道の駅たのうら」を訪れたその日。
それだけを買ってそそくさと帰ってきたわけじゃーございませんでした。

まあ気持ちはたい焼きにしか集中してなかったんですが、
道の駅内の物産館「肥後うらら」をひやかしていると、
軒下にぼちぼちと人が群がっているのに気がつきました。
ちょうどものすごい雷雨だったので、雨宿りしとらすんじゃろうなと思っていたら
「はーいお待たせしましたー。そば打ち実演はじめまーす」との声。
あー、アレね。

今芦北では「芦北伽哩街道」ともうひとつ、
「日本一早い新そば街道」というキャンペーンをやってます。
芦北で栽培したそばの実が収穫期を終えて、
今がその「新そば」の季節ですよ、ということで
芦北・水俣エリアのお店で新そば食べれますだとか、
物産館でこうやってそば打ち実演をしてPRしますというわけ。(くわしくはこちら
新そばが食べれるお店の中には、
5月の水俣オフ会でパセリさんおちゃさんたちと行った「遠見のそば屋」さんも。

というわけで、雨宿り人と思っていたのはそば屋と県の担当者とギャラリーでした。
たいやきは気になるし、部屋の窓全開で出かけてきたのに
雨女ゆえ出かけた直後から雷雨に見舞われているので、
さっさと帰ろうかとも思いましたが、
ブログネタもねえしなあ・・・、と、デジカメ片手に、県職員に手招かれるまま輪に入るオレ。

そばを打つのは、この「道の駅たのうら」から3号線をもう少し北上したところにある
「大福うどん」の職人さんでした。
お店の存在は昔からじゅうじゅう承知で、「うまいらしいよ」とうわさも耳にしていましたが、
わたしゃまだ行ったことがないあの「大福うどん」。
高速開通によって交通量が激減した国道3号沿いにあって、
「こん店大丈夫やろか」と、心の中で余計な世話を焼いていたお店です。(世話焼くなら行けよ。)
でも大丈夫ですよね。だって日本人は手打ち麺が大好き。(たぶん。)
この界隈で手打ちが食べられるお店は限られてますからね。今度行こうっと。

で、その職人さんが、我々にいろいろ説明しながらそばを打ちます。

これで蕎麦の実をごりごりひいて、粉にするらしい。


ごりごりやったものをふるって・・・
(おお、職人の手つきが鮮やかでぶれる)


粉に水をくわえて、こねスタート。
うどんは塩水でこねるけど、そばは真水でこねるだとか、
そば粉と、繋ぎになるほかの粉(小麦粉とか)の割合のお話など
そばにまつわるエトセトラでおべんきょうしながら見学。
「十割そば」とかいう言葉がありますが、
それがどういうことかを今回初めて理解したわし。またおりこうになりました。


なめらかな球体に。


ある程度均等にのばして


めん棒登場!


分かりますか?真四角にのばしてますよ!!!アメイジング!!!


うすーく、四角にのばして、このように畳みます。
私が畳む洗濯物より美しい。


畳んだら、細く切ります。
生まれて初めて見る類の包丁です。
あんなでかい包丁をあやつって、こんな細い麺が。

完成~。


もちろん試食も。

手打ちのいいところは、麺の太さが均一でないため、
つゆがからみやすいことだそう。
それとやっぱり風味。
採取したての蕎麦の実からできたそばは格段に風味がよいということで、
そば通は「新そば」を求めます。
このとき打っていたそばは、そば粉と繋ぎの粉の割合が8:2で
食感やのどごしはこの配合が黄金バランスだそう。

能書きは不要としても、やっぱり手打ちはうまい。
別に美味しんぼでもないし、
日頃から「何を食わせてもうまいと言うので、モニターとしてはイマイチ」と評される私ですが、
人が手をかけたものはうまい。
つやつやの麺をツルッとすすって、風味と歯ごたえを楽しんだのでした。
旬のものをタイムリーにいただけるというのは贅の極みです。(しかも試食だからタダ。)

このようにして、カレーとそば、
図らずして、芦北の2大うまいものキャンペーンを一挙に楽しめるという
一粒で二度おいしい一日でした。
我がうまいものセンサーは永久に不滅です。