2010年04月05日
いらっしゃいませこんにちは

うちは自営業なので、帳場にこのようなものがございます。
小汚いでしょう。推定ですが40年選手。
おもな使用者および管理者はうちのママンなのですが、この机。
デスクマットの下が、

何か事件が起きたのではないかと疑うくらい、常時散らかってます。
忙しいのか、単にズボラなのか、自分の親のことはよくわかりませんが、
紙という紙をとりあえずという感じでこのマットにじゃんじゃん挟み込み、
そしてほぼそのまま忘れ去るので、
挟まれた紙類はマット下で歴史を重ねます。
そうして蓄積したそれらは、塩ビ製のマットをも起伏させるぐらい膨れ上がっております。
均等に膨らんでくれりゃいいものを、
でこぼこと不均一に盛り上がり(最高3センチ厚)、事務机にあるまじき急勾配が出現。
机上に乾電池なんぞ乗せようもんなら、目にも止まらぬハイスピードで転がり、床上に叩きつけられます。うーん。武者返し。
こんなスリリングな事務机ですので、湯呑みを置くのにすら気を使います。
先日もこの机で味噌汁を飲もうとしてちょっとした悲しいことが起こりましたので、涙ひとしずく、マットをはぐってみました。

新聞に至っては、切り抜いた真裏の記事は
トリノオリンピックを報じております。
四年なんてまだ新しいうち、と発掘調査を続けていると。。。

あああっ!!!
ハハハハッピースタンプ!!!!

ご承知の方も多くいらっしゃることと存じますが、
ハッピースタンプといえば、かつて九州全域に店舗のあった百貨店「壽屋」で、お買い物金額に応じて貰えてたあれですね。
たくさん集まったら、カタログから好きな景品をチョイスして交換。
うちもたこやき器とかもらったような。
水俣にも壽屋がありました。
幼い頃はこの壽屋(または水光社)に連れていってもらえるとなると、鼻血が出るほどよろこんでいたものです。
まさに弾む心のショッピング 心ときめくショッピング、あなたの町の壽屋。
てか5才ぐらいまで水俣を東京だと思ってました。(だって芦北よりなんでもあるから)
そんな壽屋、本社の事業縮小によって百貨店事業を廃止し、水俣店も10年ほどまえに撤退しているのですが・・・

しかも1シート。
20世紀の遺産ですよ。
あまりの衝撃とレア感ゆえに、
てんとうむし50匹を再びマット下に押し込みました。
安らかにお眠りください。
ところで、今でも気を抜くと鼻歌で歌ってしまうあの壽屋の歌は、
小林亜星作曲なのだと最近知りました。すげえ。